質疑応答
2018年2月10日に行われた卒業研究発表会での質疑応答の内容である.→(矢印1つ)は当日に答えた内容.→→(矢印2つ)は本システムが実際に行っている処理方法,実装方法を記述している.
画像認識のプログラムをあなたが実装した?:河野教授
→ テンプレートマッチングという既存の技術を利用しました.
→→ 既存の技術を利用して実装している. 前回撮影時に格納していた付箋の画像を取り出し,その画像を利用してテンプレートマッチングを行っている.
付箋の中心座標の検出方法は?
→ 付箋認識時に、付箋の左上、高さ、幅が検出されるため、この情報を用いて計算しました.
→→ 答えた内容 + 座標の計算方法は
中心のX座標 = 付箋の左上のX座標 + 幅 // 2
と中心のY座標 = 付箋の左上のY座標 + 高さ // 2
で求めている.
SUSの結果で、人によって評価の差が大きいが(一人だけ低い)?
→ 低い評価をした人は、かんばんをあまり使いこなかったのでそうしたのではないか。
→→ 低い評価した人は,実験中にあまりかんばんを利用していなかった(タスクが終わる直前になって,そのタスクの付箋を共同開発者にDoingに移動させていたなど).また,実験終了時に行う振り返りで,その被験者のタスクがあまり表示されていなかったことも原因ではないか.