2.1 スライドの構成

基本的に下記構成をベースに考える.ただし,表題は自分の研究に合わせて変更すること

はじめに(背景)
課題
目的とアプローチ
提案手法
評価実験
結果および考察
まとめと今後の課題

はじめに

スライド2枚程度で研究の背景について述べる.自身の研究がいかに重要であるかを既存事例やデータにもとづいて説明する.なので,ほぼ確実に既存文献の引用が必要になる.また,必要な言葉の定義はすべてここで述べておくこと

タイトル例: IoT(Internet of Things)とは IoT教育の重要性

  • 言葉の定義と注目を浴びていることを述べる 通常の基礎教育(IoT)の流れ
  • 現状研究対象がどのように世間で行われているか(その後の課題に繋げる)

課題

スライドでもっとも重要な項目.背景で説明された現状にもとづき,何が課題であるかを誰にでも理解できるようにわかりやすく図を使って記述する.なぜそれが問題なのかを自分の母親に説明するつもりでスライドやスクリプトを用意すること.背景で利用した図を再利用・微修正して課題説明に使うなどできると良い

タイトル例: IoT教育における課題

目的とアプローチ

課題で述べられた項目を解決するために何を目的として,どういう手順で解決するのかを簡潔に述べる.課題の最後に述べてしまうという手もある.

提案手法

タイトルは何を提案するかを明確に書くこと.最初に全体像を述べて,その後個別の項目の詳細について述べるなどが良い.

タイトル例: IoT基礎教育のためのPBLフレームワーク IoT教材の構成 計画フェーズ 開発フェーズ レビューフェーズ 振り返りフェーズ

評価実験

行った実験について述べる.タイムラインや被験者の情報(人数や各種属性),何をどのような手順で行わせたのか.実験に向けた準備内容などについても説明する.

結果及び考察

まずは実験で収集したデータ,アンケートを結果として述べる.その後,結果から得られた治験について考察する.実験中の写真などもあると良い

おわりに

まとめと今後の課題について述べる.まとめは何を提案し,何を実施した結果,何が確認できたのかを述べる.

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